ニシアフリカトカゲモドキの基本のき!(知識編)

 今回は知識編ということで、ニシアフリカトカゲモドキ(以下、ニシアフ)のバックグラウンドについて学んでいきましょう!飼育を始めたら10年近く長ーい付き合いになるので、飼育を始める前にあらかじめ生体の特徴やどんな世界で生きているのかといった知識を知っておくことは非常に重要です。生き物を飼うには多少なりとも手間は絶対にかかります、責任を持って最後までしっかり面倒を見ることができるか判断してから飼育を始めましょう!

この記事を読むと以下のことが理解できます。

  • ニシアフリカトカゲモドキの身体的な特徴
  • ニシアフリカトカゲモドキの生息地、ベストな飼育環境
目次

ニシアフリカトカゲモドキの身体的な特徴

 そもそもニシアフって!?という話ですが、正式名称はニシアフリカトカゲモドキ(学名:Hemitheconyx caudicinctus)といい、別名ファットテールゲッコーとも呼ばれます。身体的な特徴は以下のとおりです。

  • 寿命は10~15年
  • 成体で20~25cm程度
  • しっぽがブリブリ
  • トカゲにみせかけて実はヤモリ
  • くりっとした黒目、まぶたを持つ
  • 全体的にむっちりした体つき
  • 手足が短く、赤ちゃんみたいな手
  • 動きがとにかくゆっくり(危険を感じるとそれなりに早く動ける…が遅い)

 寿命は大体10-15年と言われており、飼育環境によって左右されます。飼育環境下(CB環境)においては、餌の与えすぎによって肥満体質となり、逆に生体の寿命が短くなるケースが見受けられます。成体の大きさは大体18-25cmで、一般的に♂の方が大きく成長する傾向があり、生まれてから1年でアダルトサイズまで成長し2年目以降、徐々に成体として成熟します。
 名前のとおり、太ーい尻尾が特徴で、尻尾に栄養を蓄えることによりふっくらした尻尾になります。野生環境(WC環境)においては尻尾はそれほど太くならず、ブリブリとした尻尾は飼育環境下(CB環境)特有のものとも言えるでしょう。
 生物の分類上、ヤモリ科トカゲモドキ亜科フトオトカゲモドキ属に分類されるヤモリです。名前の一部にトカゲってついているのにヤモリなの?と思われる方もいるかもしれません。ヤモリ科の生き物は基本的にまぶたがありません。一方、トカゲ科の生き物はまぶたを持っています。ニシアフリカトカゲモドキはヤモリ科に属しているにもかかわらず、まぶたを持っています。そのため、トカゲモドキと呼ばれているんですね。
 その他の身体的な特徴として、クリクリッとした丸い黒目や、短い手足、全体的に丸っこく優しい顔つきをしています。特に手は赤ちゃんのような丸みを帯びた手をしており見る人を魅了します。
 ニシアフ自体の動きはとてもゆったりとした動きでモソモソ動くのが特徴です。よくこの動きで野生で生活していけるなぁと感心します(笑)とはいえ、危険を察知するとそれなりに早く動くのでそこのギャップも可愛らしい一面です。

ニシアフリカトカゲの生息地、ベストな飼育環境

 続いて、ニシアフの生息地についてみていきましょう。野生環境を知ることによって最適な飼育環境について学ぶことができますよ!

  • 室温は30~32度、ホットスポットは34度前後がベスト
  • 湿度は高め(シェルター内は80%以上がベター)

 ニシアフの生息地はアフリカ西部のさまざまな生息地に分布し、WC(野生種)の産地として、トーゴ、ナイジェリア、ガーナ産がよく市場に流通されています。
 野生環境では、日中は土の中(蟻塚)や岩の間など湿った空間に姿を隠して生活しており、住処の温度は32~34度、湿度85%以上のところを好んで住んでいることが多いようです。ニシアフは夜行性のヤモリのため、日没後(温度が30度、湿度70~80%)になると餌を求めて活動し始めます。このことから飼育環境下でも室温を30度前後でキープ、ホットスポットとして34度前後の箇所を作ってあげることが野生環境下に近いベストな環境です。
 ちなみに、西アフリカの気候は年間を通して最高気温32-35度、最低気温20-23度でそれなりに寒暖差があります。また、雨季、乾季もあり、餌も常に見つかるわけではないのでそれなりに厳しい環境下で生きていることがわかります。野生のニシアフも日々苦労して生きているのがわかりますね。

 今回はニシアフの身体的特徴や生息地など知識の部分を書いてみました。まだまだ書きたいことはたくさんあるので、後日追記したいと思います!飼育器具編や飼育編も記載していく予定ですのでお待ちくださいー!それではー!

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